ビタミンB群について

ビタミンBには(ビタミンB?、ビタミンB?、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB?、ビタミンB??、葉酸、ビオチン)の
8つの種類があり、それらを総称してビタミンB群と呼んでいます

ビタミンB群は、酵素の働きを助ける補酵素として働き、
摂取した食べ物の栄養素を代謝することにより、
エネルギーを作る働きがあります。

ビタミンB群は、それぞれのビタミンが、お互いに補うことにより作用するので、いろいろなビタミンBを一緒に摂取することで、より効果的に働きます。

またビタミンB群は水溶性ビタミンなので、仮に大量に摂取したからと言って
体外に排出されるので体に害になるようなことはありません

ここでは、特に美肌に効果があり、ニキビ対策にかかわりの深い
ビタミンB2、ビタミンB6
について徹底解説しています。

ビタミンB2の働きについて

ビタミンB2はリボフラビンとも呼ばれ、
皮膚、髪、爪、粘膜などの細胞の再生にも関わっていることから
肌の生まれ変わりであるターンオーバーの働きを助け
健康な肌を保ってくれます。

このように発育促進や美容に欠かせない重要な働きをしていることから、
発育ビタミンとか美容ビタミンとも呼ばれています。

またビタミンB2は、脂質分解しエネルギーに変換し、
皮脂の分泌を適正に保ってくれます

その他にも活性酸素によって酸化された
脂質・過酸化脂質は、老化や癌、動脈硬化の原因となますが、
その過酸化脂質を分解し、消去する働きもあります。

ビタミンB2が不足すると

皮脂の分泌が促されお肌が脂ぼっくなってしまい
お肌トラブルにつながってしまうと言われています。

ビタミンB2が不足してしまうと、だるい、
疲れやすいとモチベーションが下がってしまいます。
その他にも肌が荒れ、皮膚炎や強いかゆみが生じたり、
目の充血や眼精疲労、抜け毛や薄毛、子どもの成長を妨げてしまいます。

口唇炎や口内炎、口角炎、舌炎などの症状が現れますが、
この周辺の皮膚や粘膜の細胞の生まれ変わりが早いため
ビタミンB2が不足してしまうと、その影響が出やすいのです。

ビタミンB2が多く含まれている食品

豚レバー、牛レバー、鳥レバー、うなぎ、卵、納豆、乳製品、
海苔などにビタミンB2が多く含まれている食品になります。

豚や牛などのレバーに含まれているビタミンB2は、
過熱していない生での含有量になりますが、
ビタミンB2は熱に強いので、
調理による加熱で減ってしまうことを気にしなくても良いです。

それよりもビタミンB群は水溶性なので調理の際、
水で溶けてしまうことのないよう手早く調理する注意する必要があります。

動物性の食材にビタミンB2が含まれていることが多いので、
ダイエットをしている方はカロリーに注意しましょう。

ビタミンB6の働きについて

私たちの身体の多くは、タンパク質で作られています。
食事から摂ったタンパク質は、まずアミノ酸に分解されます

これはタンパク質の分子が大きいため体内に吸収できないからです。
体内に吸収されたアミノ酸は、筋肉や皮膚、髪、骨など
体を作る為に必要なタンパク質に再合成されます。
このようなタンパク質の分解・合成を助ける働き
ビタミンB6にはあり、皮膚や粘膜の健康維持にも関わっています

またビタミンB6には、神経伝達物質である
ドーパミンやγ-アミノ酪酸を合成にも
必要な働きをしているので、精神の安定にも影響を与えます

ビタミンB6を摂取するとホルモンバランスを整えてくれます。
女性ホルモンの一つであり美人ホルモンとも
呼ばれているエストロゲンの代謝に関わっていて
このエストロゲンは、豊胸や美肌など
女性らしい体つくりにとって大切なホルモンです。

またビタミンB6は、イライラや憂鬱、腰痛、頭痛、肩こりなどの
生理の前の体の不調であるPMSと言われている
月経前症候群をやわらげる働きがあることから
女性なら摂っておきたい栄養素になりますネ。

ビタミンB6が不足すると

皮膚や粘膜を健康が維持できくなり、
神経伝達にも異常をきたすようになります。

湿疹、皮膚炎など肌荒れ、口唇、口角がひび割れたり、舌炎
神経が過敏になったり、貧血、脳波の異常が起こります。

ビタミンB6が多く含まれる食品

とうがらし、にんにく、鶏のひき肉やレバー、鶏の胸肉、
豚肉のレバー、牛肉のももやレバー、まぐろ、
カツオ、いわし、塩サケ、アジ などがあります。
野菜ではデンプン質を含むジャガイモ、果物ではバナナに多く含まれています。

ビタミンB2、ビタミンB6を多く含む食品をとることにより、
ニキビ対策ばかりか美肌にも効果があるのは嬉しいですね。
これで更にラ・ミューテでケアすれば、より早く大人ニキビが改善されちゃいますね。